どうも、藤井丈夫です。
私が小学5年生でブログを立ち上げて、実際に収益化を始めたのが2014年。ブログに広告をペタペタ貼って収益化していた時期もあります。
そして2024年現在、ブログでお金を稼ぐことができるのでしょうか。
読む時間がないなら、簡単に答えます。答えは「はい」です。2024年にブログでお金を稼ぐことはできます。
しかし私は「ブログで稼ぐのは簡単」と言うつもりはありません。
むしろ、2024年でブログで稼ぐのがどれだけハードモードなのかその難易度を一方的に語ります。
他のサイトの記事では「猿でもブログで稼げる」と甘言が目立ちますが、ブログ単体でお金を稼ぐ難易度を適切に知ってほしいので、自由な生活を夢見る初心者ブロガーに現実を叩きつけます。
収益は不安定・保証はない
まずアナタがブログでいくら稼ぐつもりでしょうか。その目標は分かりませんが、もしも専業ブロガーとしてWordPressブログを立ち上げて、GoogleアドセンスとASP物販で王道で稼ごうと考えているなら以下を参考に。
まずブロガーは保証はありません。
ブロガーといえば響きは良いですが、実態は会社勤めと違って保証はなく、社会的信用もありません。世間ではブロガーを名乗るフリーターも多くいます。
生活費、年金、健康保険、税金(住民税や所得税、消費税etc)など、必要なお金はさまざまです。専業ブロガーとして生きるには相当の覚悟と、いざ飯が食えなくなった時の移動力が求められます。
さらに加えて、ブログ収益は毎月安定している訳ではありません。検索エンジンの順位変動、案件の停止、Googleアルゴリズムによりブログの収益がゼロになるリスクを想定してください。
- アフィリエイト案件の停止
- 報酬単価の減少
- Googleアドセンス狩り
- Googleアルゴリズム変動
- Googleペナルティ
- ASPアカウント凍結
- 炎上
この中で想定できるリスクは、Googleアルゴリズム変動、あるいは案件停止による収益の激減です。
過去に月10万円のアドセンス収益を得ていたブロガーが、アルゴリズム変動により月3,000円まで収益が減った事例を知っています。当然、ブロガーに保証はないですので、収益が減ろうと救済策はありません(当然ですが)
致命的なのは「社会的信用」です。ブロガーは組織に所属している訳でもないので信用はありません。ブロガーでも賃貸物件は借りられますが、収益が不安定だと見なされると借りられません。
そもそも社会的にはフリーターとみなされます。無収益の場合はニートとみなされます。
20代前半であれば、リスク覚悟でブログ飯を目指すのもアリですが、私はおすすめできません。
さて、ここまでは専業ブロガー目当てでブログをはじめる方へ向けてです。ここからは、もっとザックリとブログで稼ぐのが難しい理由を語ります。
ブログで稼ぐのが難しい理由
そして、肝心な問題は「ブログは稼ぎにくい」です。なぜならブログはLTVが低いからです。
LTV(顧客生涯価値)とは、人が生涯で自分に払ってくれるお金の総量です。
美容室に毎月行くとします。毎月同じメニューで予約をします。
そうすると毎月決まったお金を美容室に払うわけですね。毎月固定でお客さんが予約する。
結果、美容室のLTVが上がります。なぜなら同じ美容室に毎月通うからです。
商品・サービス単価や、行く頻度でLTVは変わります。詳しいLTVの説明は下をどうぞ。
>>LTV(Life Time Value)の計算方法・意味・改善方法とは
ブログはLTVが低い
ブログはLTVが低いです。
アナタのブログの熱狂的な読者がいれば、何度もブログに訪問してくれるでしょう。アナタの紹介する商品も買うかもしれません。
しかし、大抵の訪問者は継続的にあなたのブログにお金を支払うことはないです。
「初めての購入の場合は、30%のアフィリエイト報酬」という案件が多いので、扱う案件にこだわると、ブログは稼げません。
アドセンス広告だと、1回クリックで30円にしかならなかったりするので、単価が低く、どうしてもブログ訪問者数を増やすことが求められます。
ブログで稼ぐのが難しい理由ですね。アルバイトをした方が稼げます。
【結論】ブログは稼げないのか?
ブログをするかどうかは自由です。
しかし、この記事で書いた内容は、ブログ界隈を5年見ていれば誰でも分かります。この業界で「ブログで稼げる」と言ってる人も一定周期で入れ替わっているのが実態です。
過度な妄想をしてブログで夢を見るよりも、時給制アルバイトで稼ぐ方がよっぽどお金になる場合が多いです。
「ブログで稼ぐ」と謳っている成功者がいる一方で、人知れず稼げず散っている人はそれ以上にいます。
悲観的な話になりましたが、稼ぐことは無理ではありません。目指す目標金額が低ければ比較的に簡単です。
ただし、自給換算すれば田舎のコンビニのアルバイト以下の時給で働いているブロガーは山ほどいます。
冷静に判断をする材料になれば幸いです。もし、気になる事があればコメントに書き込んでください。ではまた。
コメントを残す