国際的な大手決済代行サービスのWISE(ワイズ)。世界中から低い手数料で入金・送金できる便利なサービスです。
今回の記事では、WISEから銀行口座に送金する方法を1つ1つ解説します。
図解するのでわかりやすいかと思いますが、もし分からない場合は、お気軽にコメント欄に質問を書いてください。
WISEは私自身が海外からお金を受け取るために利用しているので、回答できることは何でも回答します。
WISEから銀行振込する手順・やり方
まずWISEについてご存知ない場合は、過去に私がWISEについて解説した記事があるので、ご覧ください。
WISEデビットカードに関する記事ですが、内容にはWISEについて触れています。
さて、まずはWISEから送金する手順を具体的に解説します。とはいっても、WISEから銀行に送金するのは簡単です。その手順を解説します。
①ダッシュボードから”送金する”を選ぶ
まずはWISEにログインします。ログインをするとダッシュボードが開きます。
まずは「送金する」をクリックします。
②送金額を入力する
そうすると、送金するためのページに移動します。総金する金額を入力します。
今回は24,312円を送金します。この送金金額でかかる手数料は200円です。
WISEの着金予定日は、金曜日までと表示されていますが、実際には5分もかからず入金されました。後ほど解説します。
WISEの送金金額の上限は?
WISEから送金をするには上限額があります。どの通貨で送金するのか、方法によっても異なります。
海外から日本へ送金する場合は、上限額は送金元の通貨によって変わります。ただどの通貨であっても、1回の送金額が100万円を超える場合は、SWIFT送金になります。
その場合は追加手数料が発生します。
日本からの海外への送金には、送金の上限は1回あたり100万円です。送金回数自体には上限はありません。
③送金先を指定する
次に送金先を指定します。自分自身に送ることもできます。新しく誰かに送る場合は新しい受取人として銀行口座を指定してください。
間違いないように注意してください。
④送金の目的を入力する
次に送金の目的を選びます。
日本に住んでいて、日本円から送金をする場合には、その目的を聞かれます。送金する理由に近いものを選んでください。
⑤送金詳細を確認&確定する
最後の手順です。送金詳細を確認してください。
送金する金額、手数料、送金先が間違っていないかを再度確認をします。
問題なければ、そのまま送金を確定しましょう。
⑥銀行への入金を待つ
WISEで送金を確定すると、受取先の口座に入金するまでの状態をWISEアカウント内で確認でききます。
いまの状態を把握できるので安心ですね。
ちなみにWISEにから送金をした場合に、どのくらいで着金・入金されるのかを計測しました。
WISEから送金して着金するまでの時間は?
今回、WISEに送金した時刻が、20時33分。そして、実際に私の銀行に着金した時刻が「20時35分」です。
およそ2分で入金されました。非常に速いですね。
入金を待っている間も、入金されるまでの詳細な状況も見ることができます。
PayPalは銀行振込をしても、2日、3日かかります。しかし、WISEは5分以内には入金されるので、待つ必要もなく便利です。
WISEから送金する手数料は?
WISEが掲げるミッションの1つ、それが「将来的に手数料を無料にすること」。現時点でも極めて低い手数料で使えます。
送金額が増えれば増えるほど、送金の際のコストが大きくなります。
ただし、少額の送金だと、手数料もかなり少なくてすみます。なにより面倒な毎月かかる手数料や隠れた費用もありません。
ちなみに目安として、今回は24,312円を送金しました。かかった手数料は200円のみです。それ以外の費用はかかっていません。
WISE(ワイズ)は安全なのか?お金は盗まれない?
WISEを使う際に不安を感じる方もいるでしょう。結論としては安全です。
米国ではFinancial Crimes Enforcement Network (FinCEN) に登録しており、日本でも関東財務局の登録を受けています。
その他の世界中の機関でも登録されている安全に利用できるサービスです。
さらに、Wise は、最新のデータ暗号化、安全なデータストレージ、2段階認証など、ログイン情報を含む高レベルのセキュリティ対策を採用しています。
似たサービスとして、PayPalやStripeも有名ですが、WISEにはそれらに並ぶ利用者の多いサービスです。
当然ながら、私自身も利用者の1人です。海外で稼いだお金を送金・受領するために使用しています。
ちなみに、私はWISEの利用も増えてきたため、最近WISEデビットカードを作りました。
海外サイトや海外旅行をするなら、WISEデビットカードもおすすめです。WISEアカウントを持っているなら、簡単にカードを作れます。
余計な手数料なしで、使えるカードを探しているならぜひチェックしてみてください。
今回は自分自身の銀行口座に振り込むので、「自分の貯蓄のため」を選びました。