サイトのページ表示速度を高速化し、読み込み時間を短縮する最高のWordPressプラグインの1つ、WP Rocket。
しかし、「無料版がない…。いきなり有料版を買って後悔したくない」
いきなり決断をするのは難しいです。あなたの疑問を解消するために、この記事では2024年最新のWP Rocketの料金プランや選び方を解説します。
先に申し上げます。私もWP Rocketユーザーです。
1人のユーザーとして、この記事であなたがWP Rocketの最適なプランを選択するお手伝いをします。
WP Rocketとは?
WP RocketはWordPressサイトの表示速度を高速化するためのプラグインです。
キャッシュの設定方法やCSSやJavaScriptの読み込みを最適化し、ページの表示速度を向上させることができます。
…うん、なんとなくわかるけどさぁ。
そんな声が画面の向こうから聞こえてきます。
実際、WP Rocketの高速化の内容を説明すると、非常に難しい説明だらけになってしまいます。
ひと言でいえば、「WordPressサイトを高速化に必要なすべての機能が入っている」。それがWP Rocketです。
説明をサボったわけではありません。
実際にWordPressサイトの高速化のための必要機能はすべて取り揃えられています。
ファイル圧縮、キャッシュ管理など、別のプラグインをインストールする必要はありません。WP Rocketで十分です。
WP Rocketに含まれる内容
WP Rocketの機能や特徴を解説します。
簡単設定
WP Rocketを使うと、サイトを高速化する作業が自動で行われます。
ウェブサイトの速度とパフォーマンスを改善するための一般的に推奨される方法の80%を自動的に実施してくれます。
設定は簡単です。このプラグインをインストールして有効にするだけです。
あとは簡単な設定をするだけ。たった3分で設定は完了します。
専門的な知識は不要です。コードに触れることなく、初期設定だけでサイトが高速化する効果が得られます。
強力なページ高速化
表示スピードを高速化する必須機能が搭載されています。追加のプラグインのインストールは必要ありません。
含まれる機能は、下にまとめました。気になる機能を押すと詳しい解説を確認できます。
通常サイトが毎回全てのデータを読み込んでしまうため、ページが開くまでの速度が遅くなります。
そこでWP Rocketが頻繁に変更されないコンテンツを一時的に保存し、速く読み込む作業を自動でおこないます。サイトの速度を向上させます。
CSSやJavaScriptファイルが多いと、サイトの読み込みに時間がかかります。WP RocketはCSSとJavaScriptの最適化を行い、ファイルサイズを小さくし読み込みを高速化します。
画像や動画がページ上で一度に読み込まれると、ページの表示が重くなります。WP RocketにはLazyLoad機能が含まれており、必要な時だけコンテンツを読み込むようにします。
不要なデータがデータベースに蓄積されると、サイトのパフォーマンスが低下します。WP Rocketは使われていないデータ(古い投稿リビジョン、草稿、コメントなど)を定期的にクリーンアップして、データベースをスリムに保ちます。
訪問者がサーバーから遠い地域にいる場合、ウェブサイトの読み込みが遅くなることがあります。 WP RocketはCDNと簡単に連携でき、世界中どこからでも高速にサイトを読み込むことが可能です。全世界に配置されたサーバーからコンテンツを配信させることで、アクセス速度を向上させます。
WordPressのハートビートAPIは管理画面などで定期的にサーバーへのリクエストを送りますが、これが原因でサーバーに負荷がかかることがあります。
WP RocketではハートビートAPIの頻度を調整することができ、サーバー負荷の軽減に役立ちます。APIの動作を制御し、必要以上にサーバーへ負荷をかけないようにします。
スマホ利用者は異なるデバイスでアクセスするため、パソコンとは異なるキャッシング戦略が必要です。WP Rocketにはモバイルキャッシング機能があり、スマホでの読み込み速度も改善します。スマホやタブレット専用のキャッシュを生成することで、スマホ利用者への配信を最適化します。
キャッシュがクリアされた後や初めての訪問では、ページが遅く表示されることがあります。WP Rocketではサイトのリンクを事前に読み込んでキャッシュを生成し、訪問者に速い体験を提供します。 (サイトマップベースのプリロードやDNSプリフェッチ)
これらの機能が搭載されています。
24時間365日のサポート
「WP Rocketを使って不具合が発生した!」
大丈夫です。信頼できるチームがサポートしてくれます。
ハピネス・スコアは「92%」
聞きなれない言葉ですよね。これはお客さんから寄せられた2,311件の平均的な評価です。つまり9割以上のお客さんが満足しています。
他のテーマやプラグインとの互換性
自分のWordPressテーマでも使えるか心配。そんな不安もありますよね。無料版がないため、試すことができません。
実際には多くのレンタルサーバー、テーマ、プラグインと互換性があります。そのため、問題なくWP Rocketを使えます。
SwellやAffingerなどの国内 WordPressテーマでも問題なく使用できます。(他のプラグインとの兼ね合いによっては、一部機能をオフにする必要があります)
私自身は日本のレンタルサーバーを使っています。サーバーの高速化機能はすべてオフ。WP Rocketだけで高速化しています。
EC系プラグイン対応
どのWordPress用eコマースプラグインとも互換性があります。
- WooCommerce
- BigCommerce
- Easy Digital Download
- iThemes Exchange
- Jigoshop
- WP-Shop
これらの代表的なEC向けWordPress プラグインとも互換性があります。
WP Rocketの料金
WP Rocketには無料版がありません。そしてプランによって異なる料金が設定されています。
WP Rocketの料金プランは次の3つがあります。
WP Rocketの料金プランは以下の表にまとめられます。
プラン | 年間料金 (ドル) | 年間料金 (円) | インストール可能数 | 内容 |
---|---|---|---|---|
Single | 59 | 8,809 | 1サイト | 製品更新とサポート |
Plus | 119 | 17,766 | 3サイト | 製品更新とサポート |
Infinite | 299 | 44,675 | 無制限のサイト | 製品更新とサポート |
Singleプラン:
年間 59ドル(約8,809円)
1つのウェブサイトにインストールすることができます。
Plusプラン:
年間 119ドル(約17,766円)
3つのウェブサイトにインストールすることができます。
Infiniteプラン:
年間 299ドル(約44,675円)
無制限のウェブサイトにインストールすることができます。
※日本円の表記は、2024-02-09現在のドル円のレートです。変動する場合があります。
WP Rocketを安く購入できる割引クーポンを入手できます。こちらからお受け取りください。
14日間の100%返金保証あり
さらに、購入後14日以内であれば100%返金保証が用意されてます。
もしWP Rocketが自分のサイトに適していないと感じたなら、気軽に返金を申請できます。
「購入して損をした」と後悔することはありません。
万が一のケースでも、全額返金を受けられます。
費用対効果を考えましょう。
年間数千円でWordPressサイトの表示速度が向上する。あなたの WordPressサイトから商品やサービスが売れる。その結果、大きな利益もたらす可能性もあります。
もし、合わなければ返金保証もあります。使わない理由がありません。
WP Rocketに買い切りプランはある?
WP Rocketは年間ライセンスを提供しています。
毎年更新されるプランを選択する必要があります。
「え、このプラグインは買い切りじゃないの?OK、解散解散」
お待ちください。気持ちはすごくわかります。毎年費用が発生するのは心理的な負担ですよね。
WP Rocketは年間プランしかありません。それでも使う価値はあります。
むしろ、この種のプラグインがサブスクなのは安心です。
なぜWP Rocketの年間プランは良いことなの?
会社は持続的にお金が入ってこなければ潰れます。WP Rocketが定期的にアップデートされるのも、このサブスクがあるからこそです。
サポートやアップデートは使い続ける限り無制限に受けることができます。
WP Rocketがサブスクであることは、1つの安心材料です。
WP Rocketの支払い方法は?安全?
WP Rocketの支払いは2種類用意されてます。
- クレジットカード
- PayPal
どちらの決済方法を試しました。
まず日本のクレジットカードでも問題なく支払いが可能です。ただし、海外サイトでクレジットカードを使うのは怖い場合は、 PayPalをおすすめします。私も海外サイトで購入する時のほとんどは PayPal で支払っています。
PayPal を使う利点は、米ドルでも日本円に自動で換算されることです。カード番号の漏洩などの不安もありません。
WP Rocketの購入方法【日本からでもOK】
WP Rocket の購入方法を日本語で解説します。
初めて利用する方でも安心して使えるように、ステップバイステップでご説明します。
①公式サイトをチェックする
WP Rocketは、こちらの公式サイトから購入が可能です。
まずは、プランを選択し支払います。
各料金プランの違いは、インストールできるサイトの数だけです。どのプランも同じ機能を持っています。
1つのサイトを運営してるならSingleプランです。
複数サイトを運営している場合は、Plusプランかinfiniteプランを選んでください。
③支払う
WP Rocketを安く購入できる割引クーポンを入手できます。クーポンを使って安く入手しましょう。こちらからお受け取りください。
選択したプランに応じて支払いを行います。
- Email address * : あなたのメールアドレスを入力
- First name * : 例 Taro
- Last name * 例 Yamada
- Country / Region * 例 Japan
- Company name (optional) : 法人名 (任意)
お支払い方法
2種類の決済方法が用意されています。
- Credit Card : クレジットカード
- PayPal
クレジットカードはVISA、マスターカード、アメリカン・エキスプレス(アメックス)対応。
クレジットカードでの支払いが不安な方は、PayPal をご利用ください。
私も海外サイトで購入する際は PayPalを利用しています。
④WP Rocketをダウンロードする
支払いが完了すると、「My Account」ページからWP Rocketをダウンロードできます。
My Accountにアクセスをするにはログインが必要です。
「My Account」ページでは、以下のことが簡単に行えるようになっています。
- ライセンスのアップグレードや更新がワンクリックでできます。
- ライセンスの有効期限を確認することができます。
- 自分のウェブサイトの一覧を見たり、削除したりすることができます。
- WP Rocketの最新バージョンをダウンロードできます。
- メッセージを送信することができます。
⑤WP Rocketをインストール
ダウンロードしたWP RocketをWordPressサイトへインストールします。
購入したライセンスを使用してWP Rocketを有効にします。インストール後にライセンスを入力できます。
⑥WP Rocketの設定をする
インストール後は、必要な設定を行います。
後日、設定方法や使い方を解説したページを公開します。
なぜ表示速度は大事なのか?
「WP Rocketでサイトの表示速度を高速化することができる」
では、なぜ表示速度が大事なのでしょうか。
GoogleのCore Web Vitalsの取り組みにより、サイト速度はSEOの重要な要素となっています。
WP Rocketを使うことでサイトの速度が向上し、検索結果ページ(SERP)での検索順位を上げることに繋がります。
つまり、SEOの観点からもWP Rocketは役立ちます。
…というのは、教科書的な説明です。
もっとシンプルに説明をします。
ページの表示速度が遅い→売り上げが減る
「このサイト、開くのが遅いな」
読む気が失せてブラウザバックした経験、きっとあなたもあるはず。スマホなら特に。
あなたのサイトでそんなことが起きているなら、非常にもったいないです。
もしかしたら、自分が知らないうちに見込み客を逃しています。
ブログやサイトを経由して、商品やサービスを購入していたかもしれない。そんな見込み客を逃していることになります。
どれだけいいコンテンツを作っても、そのコンテンツが届かなければ無意味です。
実際にWP Rocketを使用した満足度は?
実はこのブログもWP Rocketをインストールしています。
実際にページ表示速度が大幅に向上しました。
実は、WP Rocketを使うまえから、日本国内でも表示速度が速いと定評があるレンタルサーバー(シンレンタルサーバー)を使っていました。
ただ、私のWordPressサイトに色々積み込みすぎて表示速度が上がらなかったんですよね。
そこで、他のブロガーのレビューを読んでWP Rocketを導入しました。
結果、表示速度が改善しています。
サイト速度に悩み続けるのは時間がもったいないです。私はWP Rocketを導入して満足…どころか手放せない存在です。
もう他のプラグインはいりません。実際にWP Rocket以外のページ高速化のWordPressプラグインを、すべてアンインストールしました。
WP Rocketの有料版を購入する前に確認しておきたいこと
ここまでWP Rocket の料金プランを解説しました。しかし、有料版を購入する前にお伝えしたいことが何点かあります。
無料お試しはある ?
無料のお試しはありません。
ですが、14日間の100%返金保証が用意されています。
そのため実際に導入後に「WP Rocketに課金して失敗したなぁ」と後悔をした場合も、全額返金保証を受けることができます。
ライセンスはあとでアップグレードできる?
はい、可能です。さらに多くのウェブサイトでWP Rocketを使いたい場合は、アップグレードが可能です。
その場合、差額の支払いのみ必要となります。
年間ライセンスは毎年自動で更新される?
はい。そのままの設定だと、アカウントにて自動更新が有効化されています。WP Rocketのライセンスは毎年自動的に更新されます。
もしも、解約する場合は簡単にアカウント内部からキャンセルができます。
管理画面が英語のみ。本当に使いやすい?
WP Rocket のダッシュボードは英語です。しかし、心配はご無用です。
使い方や設定方法については日本語の情報も充実しています。初心者でも安心して利用ができます。
ちなみに当ブログでもWP Rocketを導入しています。
表示速度を大幅に向上させた使い方の動画やブログ記事も公開します。
楽しみにお待ちください。
WP Rocketで不具合が発生した場合
WP Rocketに問題が生じても、Rocketeersのサポートスタッフが待機していますので、手助けが必要な際にはいつでも彼らにサポートリクエストを送信してください。
プラグインの「Support」タブからチケットを作成できます。世界中のWordPress利用者に愛用されているトップクラスのプラグインです。そのサポートもトップクラスです。
クライアントのサイトでWP Rocketを使えますか ?
クライアントのサイトでもWP Rocketを使えます。
あなたがクライアントのWordPressサイトを維持するレンタルサーバーを提供している場合は使うことはできません。
それ以外のケースでは問題なく、クライアントのサイトにWP Rocket を設置できます。
多くのクライアントがいる場合は、Infiniteプランをおすすめします。年間$299の料金で、WP Rocketを無制限のサイトに設置する事ができます。
まとめ:WP Rocketの有料版に価値ある?本音は…
「でもなぁ…いらない気もする…」
もし、あなたのサイトが収益化をしているなら、買うことをおすすめします。
WP Rocketで、 WordPressサイトのページ表示速度を高速化することで、訪問者に快適に閲覧してもらえます。
その結果、訪問者はサイトを気に入り、ユーザー体験が向上することでコンバージョン率(訪問者があなたのサイトから商品やサービスを購入する割合)も改善します。
訪問者をあなたのお客さんに変えられます。Singleプランは年間59ドル(約8,809円)。1日あたり30円未満です。使う価値はあります。
もし、満足がいかなければ14日間の返金保証を利用すればいいだけです。
騙されたと思って1度試してみることをおすすめします。
もちろん、このブログでも使っています。