どうも、藤井丈夫です。この記事では、世界中で愛用者も多いWordPressテーマ「GeneratePress」についてレビューします。
もし、WordPressサイトを高速化させたい、また軽くて速いWordPressテーマを探しているなら、GeneratePressを選択肢の1つに加えて下さい。
まず、冒頭からGeneratePressの表示速度が速いことをアピールしていますが、本当に表示スピードは高速です。
なぜならGeneratePressは 、表示速度や読み込み速度を最優先で開発されています。
GeneratePressのレビューをする前に、長すぎて読む時間がない人のためのTL;DR(要約)です。
[letsreview]では、レビューをはじめます。
GeneratePressとは
日本では聞いたことがない人も多いでしょう。世界ではマーケターやブロガーを中心に「鬼速い」ことで定評があるWordPressテーマ、それがGeneratePressです。
GeneratePressは、こんな人におすすめ
- サイト/ブログの表示速度を高速化させたい人
- ElementorなどのWordPressページビルダーと組み合わせたい人
このWordPressテーマは、Tom Usborne氏によって開発されました。
Tom Usborneって誰?
TomはWordPressを使い始めて10年以上。サイト制作自体は11歳からしているとのこと。
彼は家族以外の時間はすべてGeneratePressに使うほどに、開発に注ぎ込んでいる”ホンモノ”です。
世界中で愛されるGeneratePress
GeneratePressの販売開始から6年が経過しましたが、いまや世界中で愛されるWordPressテーマとなりました。
2022年現在、GeneratePressは確認できるだけでも40万以上のサイトにインストールされています。私を含めて数多くの利用者がいるWordPressテーマです。
それでは、なぜこのGeneratePressは愛用されているのか。その長所と短所を説明します。
GeneratePressの長所
まずなんといっても、GeneratePressは、世界中で最も軽いWordPressテーマの1つです。
ページを高速表示させて、サクサク読み込みむサイトを作ることができます。無駄なコードや、不必要な機能は存在しません。
厳選されたクリーンなコードと、洗練された機能やカスタマイズが備わっています。
「不必要な機能がない…?それ実用性大丈夫?」
そう思うでしょう。
GeneratePressのテーマは、ElementorやBeaver Builderといった数多くのページビルダーと組み合わせることができます。そのため、デザイン性が高いページを作りたい人にも安心です。
「いや、俺Elementorはサイトを遅くするから嫌いなんだわ…」
こういったページビルダー系プラグインが嫌いな人でも大丈夫です。
GenerateBlocksという独自のプラグインも用意されています。このWordPressプラグインを使って、ページビルダーなしでデザイン性が高いサイトを作れます。
さらに極めつけのメリット。
なんとGeneratePressは最大500サイトまでインストールして使うことができます。公式でも許可されていますが、クライアントのサイト制作をしたりすることも可能です。
GeneratePressの短所
GeneratePressには細かい機能がありません。
細かい機能がないわけですが…。
例えば、私のブログのように、ブログ記事下にCTAを設置したり、ページ上部に通知バーを表示させる機能はGeneratePressにはありません。
つまり、そういった機能がいらない人には、大した問題ではありません。
その程度でしょうか。しいて言えば、英語ということです。
GeneratePressは英語です。マニュアルも英語で読む必要があります。
ただし、Google ChromeであればChrome翻訳を使えば、問題なく読めます。
また、設定自体も難しくありません。
もし、設定方法が難しいという場合があれば、私もGeneratePressの設定や使い方をゼロから解説した動画や記事を書こうと思いますので、ぜひコメント欄でおっしゃってください。
検討いたします。
GeneratePressの無料版と有料版の比較
GeneratePressには無料版と有料版があります。
無料版のGenaratePressは、有料版と比べると機能が非常に限られています。
ハッキリといえば、無料版のGeneratePressだけではデザイン性が高いWordPressサイトを作ることはできません。
カスタマイズ性の制限は大きい
具体的なポイントとして、無料版はブログの記事一覧ページのレイアウトや、色や文字や幅、背景画像などのカスタマイズが、かなり限られています。
私が用意した下の動画をご覧ください。カスタマイズ性が違います。
無料のGeneratePressだと、サイトの色の変更が制限されているので、各部分の色を追加したり変更することができません。(CSS知識があれば無理やり指定はできますが…)。
レゴブロック感覚でデザインを作れる
またGeneratePress有料版を使うメリットがあります。
それは無料のGenerateBlocksプラグインを組み合わせることで、自由自在に直感的にサイト内のあらゆる部分を視覚的にカスタマイズすることができるのです。
レゴブロック感覚でサイトをカスタマイズできます。自由度が高いです。
GeneratePressの価格
GeneratePressの有料版には、年間プランとライフタイム(買い切り)プランの2つの料金プランが用意されています。
年間プランの料金は59ドル/年、ライフタイム価格は249ドル/1回払いです。
年間プランの場合は、ドル円換算で59ドル×140円=8,260円ほどで購入ができますね。日本のWordPressテーマよりも安いです。
ちなみにGeneratePressには返金保証もあります。購入日から30日以内なら返金保証を利用できます。おそらく返金する必要はないはずです。気に入るはずです。
年間プランとライフタイムプランの違いは?
年間プランとライフタイムプランの違いは、毎年支払うか、1回払いで買い切るかの違いだけです。
どちらもサポートは用意されていますし、どちらのプランも最大500個のWordPressサイトにインストールして使えます。…すごいですね。
当ブログでは厳選した製品だけを紹介しています。そのなかでも、GeneratePressは、使いやすさや実用性、機能を見ても、支払う料金に見合うだけの価値があります。
GeneratePressと他のWordPressテーマの比較
当ブログでもいくつかのWordPressテーマをこれまでレビューしてきました。
実際、どのWordPressテーマが自分に合うのか迷っているかもしれません。そこで、GeneratePressに似ているいくつかの人気のWordPressテーマと比較してみましょう。
GeneratePress vs Astra
どちらも人気のWordPressテーマです。GeneratePressの最大の特徴は、「表示速度&軽さ」です。機能も揃っていますが、デザイナーが作るようなデザイン性が高いサイトが必要な場合は、このAstraをおすすめします。
Astraも軽量なWordPressテーマです。GeneratePressよりもカスタマイズ性があります。デザインも自由にコントロールできるのが特徴です。
ただし、ElementorなどのページビルダーをAstraにインストールした場合は、GenerateBlocksプラグインを入れたGeneratePressの方が早いです。
当ブログで紹介しているBrizyとの組み合わせがいいWordPressテーマもAstraです。
GeneratePressでも使えないことはないですが、AstraはBrizy公式で推奨されているWordPressテーマです。
さらに加えて、GeneratePressは500サイトまでインストールして使えます。ですが、Astraは無制限のサイトにインストールして使えます。
個人的な話ですが、私は当ブログをリニューアルしようと考えています。その際にGeneratePressにするか、Astraにするか迷っています。
Astraのレビュー記事は近々書きます。
GeneratePressの顧客サポートはあるの?
GeneratePressにもお客様サポートは用意されています。安心してください。
ただし英語で問い合わせる必要があります。もし、英語が苦手な場合は、この記事下にコメントを書いてくれれば、私で答えられる範囲で答えます。
ちなみに、GeneratePressのサポートを利用する場合は、まずサポートコミュニティが用意されています。
困ったこと、トラブルや質問は、コミュニティ内で気軽に質問できます。「これってどうすればいいですか?」と質問を書けば、サポートチームからの素早い返信がもらえます。
遅くても24時間以内には返信があるはずです。
また英語ですが、YouTube動画によるチュートリアルや、設定ガイドの記事も用意されています。また、お問い合わせフォームも用意されているので、サポート面で不安になることはないはずです。
この記事のまとめ
長い記事ですが、読んでいただきありがとうございました。私がはじめてGeneratePressを使った当時の印象、それは「速すぎ」。
いま世界中のWordPressテーマのなかでも、表示速度の早さや、軽量さでいえば群を抜いています。
当ブログをリニューアルしようとしている現在、GeneratePressで作り直すか迷っているほどです。自信を持っておすすめします。
個人的に気に入っているポイントは、GenerateBlocksプラグイン。
ElementorやBrizyなどのWordPressページビルダー系のプラグインを入れて、サイトの表示速度をコンマ一秒でも落としたくない場合には、軽量なブロックでページがデザインできるGenerateBlocksプラグインが便利です。
ElemetorやBrizyでページをデザインするのも凄くいいんですがね…。それらのページビルダーを入れるほどではないってケースが多いんですよ。ブログがメインな場合など。
さて、話が横にそれてしまいました。軽量で高速表示ができるWordPressテーマを探しているなら、GeneratePressをおすすめします。
詳しくは後ほど解説しやす。