こんにちは、藤井丈夫です。今回の検証では私が実際に操作して驚いたManus (マナス)のWide Research機能の威力を余すところなくお伝えします。
もし、あなたが長時間かかるリサーチ作業や競合調査で時間を奪われているなら、この記事で紹介する実例は目から鱗になるはずです。
この記事の概要
Manusの“基本”—ブラウザ操作を丸ごと自動化
まずは基本動作から。
Manusに「ブログ記事を書いて、サイトに投稿して、投稿をXにシェアして、特定のメールアドレスに通知を送る」というざっくりした指示を与えてみました。

するとManusは自分の代わりにリサーチし、記事を生成し、WordPressの投稿画面を開き、本文やアイキャッチ画像をアップロードしてカテゴリ設定まで自動で行ってくれます。

APIを使わず、ブラウザ内で“物理的に”操作して投稿やメール送信まで完了させる点が非常に実用的です。
何が画期的か?ManusのWide Researchの“並列リサーチ”概念
ここで紹介したいのがManusの新機能Wide Researchです。
従来の多くのAIは“直列的”に処理を進めます。つまり1つのタスクが終わってから次へ進む。
下の画像をご覧ください。まさにこれが直列的な処理のイメージです。

このように、通常の AI アプリでは一つ一つの作業段階的にこなします。
しかしManusのWide Researchは「一度背中を押すだけで100人分のアシスタントが一斉に動く」ように並列処理で情報収集を行います。

これにより、従来なら一週間以上かかる作業が数分〜数十分で終わるのです。
検証①:112社のAI動画生成サービスを“15分”で調査→ウェブサイト化
では具体的な実例をお見せします。
プロンプトで「AI動画生成サービスを最低100社調査して、誰でも見られるウェブサイト形式で出力してほしい」と指示しました。

結果、合計112社を収集し、並列調査を実行。進捗は画面で確認でき、37/112 → 72/112 とどんどんチェックが入り、最終的に調査とまとめ(ウェブサイトの生成)まで約15分で完了しました。

作成されたサイトには絞り込み機能、機能・料金・ターゲット層の比較、統計情報や分布グラフなどが含まれており、雑な指示でも必要十分なアウトプットが出てきました。

検証②:カフェ開業リサーチ(50店舗)—弱点まで可視化
次に、都内人気カフェ50店舗のコンセプト、メニュー、価格帯、口コミ評価を調査するタスクを試しました。

まず店舗名をリスト化し、その後ワイドリサーチで並列に各店舗を調査。50店舗分のデータ収集が同時に進み、最終的にサマリーシート、レポート、キーワード分析まで日本語で出力されました。

しかも、見やすいグラフまで。

新規出店を検討する際の意思決定資料として十分実用的です。
検証③:複数タスクを同時起動—人事リスト、論文要約、製品比較を同時実行
さらに、さらにワイドリサーチを試しましょう。
以下の3タスクを同時に立ち上げました。
- 都内IT企業の採用担当者リスト作成
- 量子コンピューティングの最新論文20本を要約・分類
- 20代女性向け美容家電50製品の価格・機能比較(コスパ順)
Manusは左、中、右の画面のように“仮想マシン”でそれぞれのワイドリサーチを動かし、並列で収集・解析・レポート作成を進めました。

これだけ複雑な作業を同時に回せるのは、まさに「100人のアシスタント」が動いている感覚です。
なぜManusの新機能「ワイドリサーチ」は“投資”なのか
私は最上位の年間プランを日本円換算で約30万円で一括支払いました。

しかし、損したと思ったことありません。なぜならManusは単なるAIラッパーではないからです。投資です。
投資として推奨する理由は単純です。人間が手作業でやると膨大な時間とコストがかかる作業を、並列処理で一気に終わらせられるから。
実際に私はManusのWide Research機能を毎日使っています。
コンテンツ作成、競合調査、市場分析、リスト作成などのルーティンワークを自動化すれば、本来やるべき戦略的業務に時間を振り向けられます。
無料クレジット(期間限定)と注意点
視聴者限定で使えるプロモコードを用意しました。
プロモコード:「9KJ7T2LM」。このコードを入力するとManusで1000クレジットを無料で受け取れます(先着1000名、期限:2025年9月30日まで)。

具体的な登録の手順、とてもシンプルです。

- Manusに新規登録
- 「お互いに500クレジット獲得」ボタンをクリック
- 「引き換える」をクリックしプロモコード「9KJ7T2LM」を入力
- 引き換えて完了
まとめ
実際に使ってみて言えることはとても簡単。ManusのWide Researchは「並列リサーチ」という考え方で、これまで時間と手間がネックだった作業を一変させます。
私自身、課金して損だと感じたことは一度もありません。
まずは無料プランやプロモコードで試して、実際の業務にどう組み込めるか検討してみてください。
FAQ(よくある質問)
Q1: Manus, Wide Researchは誰でも使えますか?
A: 基本的には誰でも試せます。無料プランも用意されているため、まずは導入前に機能を確認するのがおすすめです。
ただしWide Researchの一部機能はProプラン限定の場合があります。
Q2: セキュリティや個人情報の扱いは大丈夫ですか?
A: ブラウザ操作で外部サイトへアクセスするため、扱うデータによっては注意が必要です。
企業で導入する場合は利用規約やデータポリシーを確認してください。
Q3: 出力精度はどの程度ですか?
A: 指示の出し方次第で品質は大きく変わります。
ざっくり指示でも使えるレベルのアウトプットは得られますが、精度を上げたい場合は追加のプロンプト設計や確認作業を入れると良いです。
Q4: プロモコードはいつまで使えますか?
A: プロモコード「9KJ7T2LM」は先着1000名、期限は2025年9月30日までです。必要な方はお早めにお試しください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
私もこのツールを日常的に使っており、リサーチ作業の概念が変わりました。ぜひあなたもManus (マナス)のWide Researchを試してみてください。
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