藤井丈夫です。ビジネス界隈で言われる「価値提供」がムダすぎるので、記事を書きました。
この記事を読むと、”本当”の価値提供が理解できます。理解すればビジネスのハードルが格段に下がります。
ツイッターで価値提供と称して、ペラくて寒いツイートを垂れ流して「いいね」が来るのを待っている底辺ビジネス系アカウント運営者は、必ず読んでください。
初っ端からドギツイ言い方ですが、永遠に勘違いをして痛い情報発信をして欲しくないので。
少なくとも私のブログ記事にたどり着いた人にはハッキリ言わせてください。
価値提供とは
価値提供は「価値を提供すること」です。そのままです。
1 その事物がどのくらい役に立つかの度合い。値打ち。「読む価値のある本」「価値のある一勝」
2 経済学で、商品が持つ交換価値の本質とされるもの。→価値学説
3 哲学で、あらゆる個人・社会を通じて常に承認されるべき絶対性をもった性質。真・善・美など。
参考:価値(かち)の意味 – goo国語辞書
価値という単語1つで、丸1日考えられます。
今回は一番上を参考にします。「どのくらい役立つのか」を価値とします。
ようは「役立つものを提供していく」とシンプルに考えましょう。
ただ、ここで役立つとはどういう状態なのか、という疑問も出てきます。実はこの部分が今回のテーマに関わります。
いわゆる価値提供は間違っている
「価値提供が大事です」こう主張する人が多くいます。
いわゆるビジネス系の人たちの口癖です。YouTuberやインフルエンサーのツイートでも頻繁に見かけます。
彼らのリプライで「そうですね!〇〇さんの言う通りです!」とか「〇〇さんの仰る通り!価値提供が大事だと思います!」
「私も価値提供をしていきます」「僕も価値提供していきます」
と似通った賛同するリプライがくっ付いています。
価値提供の言葉がだんだんと違う意味で使われ始めてるのが私の印象です。
ツイッターで「価値提供だ!」と叫ぶ貧弱アカウントは、とにかくコンテンツを作る行為=価値提供だと誤解しているようです。
受け取る相手が「価値提供」と判断する?
電子書籍を作りました。無料で配りました。これが価値提供でしょうか。
どれだけ頑張って作っても、受け取る相手が「この電子書籍はゴミだな」と思った時点で、それは価値提供ではなくゴミ提供になってしまいます。
悲惨なことに価値提供でこれと同じことをやらかしている人が山ほどいます。
エセビジネス系の情報発信はムダ
YouTube の動画を撮り、ブログ記事を書く。それだけでは価値提供になりません。ただコンテンツを作っているだけです。
最たる例がエセビジネス系の人ツイートですよね。
マナブ氏やイケハヤ氏などの界隈の大物が「価値提供できるツイートが大事です」とつぶやいてるのを見て、価値がありそうな薄いことをツイートする。
しかし、プライベートでツイートするなら文句はありません。ただ商売をしてカネを稼ぐ(注目を集める)目的で薄っぺらい価値提供もどきツイートをしても、薄い反応しか得られません。
ビジネスは演出です。最高の製品/サービスを最高の演出で仕上げる。ここで薄っぺらい演出、薄っぺらい注目の引き方では、見込み客は冷めます。
カネを払う相手にのみ価値提供せよ
あれこれと陰湿な文章をダラダラ書きました。
本題として価値提供で大事な結論は「カネを払う相手視点」です。
世の中の人々すべてに価値提供をしようなど考えなくていいです。見込み客、顧客に絞って価値提供すれば十分です。
自分がエゴと自己承認欲求で染まったペラいコンテンツをバラ撒く消耗行為はNGです。
相手(お客さん)が必要とし欲しがるものを提供していく。これが価値提供です。
自分にお金を払ってくれた経験が一度でもあるお客さん、あるいは買ってくれる可能性がある見込み客。彼らに対して価値を提供する。
彼らが何を欲しがっていて、何を必要としているのか。相手以上に相手を把握してください。
彼らが欲しているものを知り、こちらが提供していくという姿勢です。
間違っても「おまえらこれ欲しいだろ」と薄いコンテンツをバラ撒くのはNGです。
顧客に今すぐリサーチをせよ
手っ取り早くGoogleフォームでアンケート作って、既存顧客に聞くのも1つです。
リサーチしまくって切り込んだもの。それをどんどん価値提供する。
彼らが知りたいことをブログ記事に書き、彼らが知りたいことを電子書籍に書くなど。自分ではなく相手主体で提供していくようにしましょう。
お金を受け取るなら、なおさらです。廃業をしたくないなら徹底してください。価値提供を1つ誤って理解するだけで廃業してしまいます。
「ムダなく効果的に価値提供」をしてください。この”ムダなく”という考え方は、私のプロフォールページでも語っているようにビジネス上で大事な考え方です。
抵抗があるかもしれません。ですがぜひ1度試してみてください。
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