どうも、藤井です。
当ブログでは、海外マーケティングツールやテクニックを解説しています。たくさん頂戴するリクエスト、それは…
「海外向けブログでお金を稼ぐ方法を教えてください」
よく聞かれます。
私自身、現在はアフィリエイターが本業ではありません。ただし、英語圏の読者に向けて海外向けブログも運営しています(詳しくYouTube動画で解説)。
そこで今回の記事では、国境を越えて情報発信をして稼ぐ「海外向けブログ」の作り方を解説します。かなり長い記事です。
私が海外向けブログを作るにあたって経験した上でコツや戦略、手法を解説します。ゼロから立ち上げ、収益化するまでの手順をまとめました。
専門用語や難しい内容は避け、わかりやすく説明しています。
それでは、海外向けブログの魅力を最大限に引き出す方法を一緒に学んでいきましょう。
2. 海外向けブログとは
まず、「海外向けブログ」とは、文字通り海外の読者をターゲットにしたブログのことを指します。
今ご覧いただいている当ブログは「日本人向けのブログ」です。
普段は、海外のツールの使い方を日本人向けに日本語で解説しています。
一方で海外向けブログは、英語やその他の言語で外国人に向けてブログを書くことになります。
私の場合は英語のブログを運営しております。
運営していた英語のブログは下です。
上記のブログは今は別に移転しています。
① ブログテーマ(ジャンル)を決める
まず海外向けブログで稼ぐための最初のステップは、ブログテーマ、つまりジャンルを決めることです。
このジャンル選びは、ブログの成功を左右する重要なポイントとなります。
…このジャンル選びで失敗すると1年、2年続けても全く成果が出ずに終わります。
よくある失敗パターンが「自分の好きなことを情報発信したい」から始めることです。好きなことを情報発信したい気持ちも理解できます。趣味であればそれもいいです。
しかし、稼ぐとなると、「好き」だけでうまくいかないことはよくあります。
これは日本でブログを始める場合でも同じですね。
ニッチな稼げるブログのジャンルを狙うべき?
そして海外向けブログでジャンルを選ぶ時に注意をしてほしいポイント。それは「誰も見つけていないニッチ」を探そうとしないことです。
多くのブロガーが「ニッチなジャンルを選べば競合が少なく、収益化しやすい」と考えます。それはみんな考えることです。
どれだけニッチでも稼げるジャンルはライバルが多いです。
ジャンルの選び方は
- 儲かる
- 数字がある
- ライバルが存在する
この3つがポイントです。ライバルがいない市場を探そうとすると、ほぼ確実に失敗します。稼げないジャンルだからです。
旨みのあるジャンルは必ずライバルがいます。
私の場合は、YouTubeでキーワードを調べます。再生回数を見て、需要があるかを判断します。その加熱具合でライバルの王様を見極められます。
では「儲かる」はどうやって判断するのか。その方法を教えます。
② マネタイズを考える
なぜかマネタイズは後回しにする人が多いです。真っ先に考えなくちゃいけない部分です。
つまり、どうやってお金を稼ぐのか。
ブログを収益化するための方法は多岐にわたります。
- Googleアドセンス
- アフィリエイト
- デジタルコンテンツ販売
- 自分のサービスを売る
など、様々なマネタイズ方法が存在します。これは日本でも同じですね。
需要があるジャンルでも、売れる商品がない(商品単価が低い)と苦労します。
他の稼いでいるブログを調査する
私が海外向けブログで稼ぐために一番重要だと考えるのは「ライバルを徹底的に観察すること」。
実際にすでに成功しているブログの運営方法や収益化の手法を調査する、そして、徹底的に参考にする。
- ブログで集客するために何をしてるのか
- どんなキーワード狙っているのか
- アクセスを集めている記事は
- ブログ以外は、どうやって集客をしているのか
- どうやって収益化をしてるのか
- どんなブログの名前なのか
徹底的に観察をする。そしてそこからヒントを得る。うまくいってない間はこれしかないです。
実際に稼いでいる他のブログを観察すれば、何をどのように売っているのか、「稼ぎの仕組み」がはっきりと分かります。
この「観察」が変な教材を買うよりも、よっぽど役に立ちます。
③ ドメインを取得する
海外向けブログを始める時に、重要なポイントが「独自ドメイン」です。
独自ドメインはブログのアドレスとなる部分です。分かりやすい例えは「住所」です。
例えば、このブログは「takeofujii.net」というドメインです。私の名前が「藤井丈夫」なので、このようなドメイン名にしています。
「読者にとって覚えやすいドメインを選べばいいの?」
それも大切です。さらに、海外向けブログのドメインの選び方にもコツがあります。
海外向けブログのドメインの選び方
一般的に、海外向けブログでは「.com」ドメインがおすすめです。
国際的に認知度が高く、信頼性があるためです。
一方、「.jp」ドメインはおすすめしません。
なぜ.jpドメインは使ってはいけない?
こういった形式のドメインは、そのウェブサイトがどの国に属しているかを示すもので、各国ごとに固有のものがあります。
たとえば、日本のccTLDは「.jp」、イギリスのものは「.uk」となります。ドメインを見るだけではウェブサイトがどの国から運営されているかを一目で確認できます。
特定の国・地域での検索結果に表示されやすさは、その国または地域のccTLDを使うと変わります。
アメリカの利用者が米国版のGoogle検索を利用する場合、.usドメインのウェブサイトは検索結果に表示されやすいなど。これは日本でも同じですね。.jpドメインが日本のGoogle検索で表示されやすい理由です。
もちろん、jpドメインが海外向けブログに不利になるとは一概には言えません。ドメイン名だけがSEOの決定的な要素ではないです。
しかし、海外向けブログでは.jpドメインは避けるのがベターです。co.jpドメインも同じく。
迷ったら.comを取得しておけば間違いないです。
④ 実際にブログを作る
では実際にブログを作るステップです。ブログ運営の基盤となる部分ですね。
まず海外向けブログを始める上で、どうやって始めるのか。
実はブログの作り方は様々あります。海外でも無料ブログ(Medium)は存在します。独自ドメインを取ってWordPressで運営する以外の選択肢もあります。
私の結論は、海外ホスティングサービスを契約&WordPressでブログを作る。
海外ホスティングを選ぶ
海外向けブログを運営するには、ホスティングサービスが必要です。
例えば、日本でもブログをインターネット上で公開するためには、そのデータを保存する場所、つまり「サーバー」が必要です。
このサーバーが日本国内にある場合、「国内ホスティング」と言います。
多くの日本人は、日本のサーバーを借りる「レンタルサーバー」を利用してブログを運営しています。
海外向けブログでも同じです。その海外向けブログをネットで公開して、データを保存する場所が必要です。
海外の場合は「海外ホスティング」と言います。
なぜ海外ホスティングを使うべきなのか
日本の国内のレンタルサーバーは、国内向けのブログ運営には適しています。しかし、海外向けブログを始めるなら、海外ホスティングの利用をおすすめします。
海外のホスティングサービスは、海外の訪問者に対して高速なアクセス速度を提供することができます。
訪問者は待ち時間なくブログ記事を読めるため、サイトの離脱率も低下します。
海外ホスティングを使うとアクセス速度が向上する理由は、サーバーの物理的な位置に関係があります。
ブログに訪問者がやってくる際、そのリクエストは訪問者のの端末(スマホやパソコン)からサーバーまで送られ、サーバーからは必要なデータが訪問者の端末に返されます。
このリクエストと応答の間にある物理的な距離が短ければ短いほど、データの転送速度は早くなります。
…とはいえ、多くの場合、そこまで速度が変わるわけではありません。
ファイルをアップロードしたり、ダウンロードしたりする際には結構影響がありますが、通常のネットサーフィンぐらいであれば「少し遅いな」くらいで済みます。
さらに加えて、海外ホスティングサービスは日本のレンタルサーバーよりも安い場合が多いです。月額3ドル (およそ450円)のホスティングサービスもあります。
円安だから、海外のサービスを購入すると高くつくと思いがちですが、実は海外のホスティングサービスは安いものもあります。
- 初心者向け
- 安い
- 手軽にはじめる
- 知名度がある (利用者が多い)
これらの要件を満たすおすすめの海外ホスティングサービスはHostingerです。
タイミングがあれば格安で利用できます。
月399円は安いですよね。
他にも海外ホスティングサービスはありますが、最初は海外向けブログがうまくいくかわからない状態で始めます。だからこそ手軽に始めてみていただきたいです。
ここではオフショアホスティングや防弾ホスティングは紹介しません。まだ機会があればご紹介する予定です。ただ一般的な海外向けブログを作るならこれらのホスティングサービスは不要です。BluehostやHostingerを使っておけば問題ないでしょう。
おすすめのブログの作り方はWordPress
5年後、10年後には分かりませんが、現状はWordPressを使ってブログ作っておけば問題ないでしょう。
私自身も海外向けブログは9割がWordPressで作っています。
実際に海外のブロガーを分析すると、ほとんどがWordPressです。世界中で利用されています。
インターネット上のウェブサイトの約3割は、コンテンツ管理システム(CMS)を何一つ使っていないというデータがあります。それに対比するように、全ウェブサイトのほぼ半数にあたる43.1%がWordPressを活用しているのです。これは、WordPressがコンテンツ管理システム市場で実に63.0%ものシェアを占めているということを意味します。
Usage statistics of content management systems
この数字からも、WordPressの使いやすさや多機能性が、世界中で高く評価されていることがわかります。
WordPressは英語や他の言語でも利用できます。
Medium (海外のブログプラットフォーム)は駄目?
無料ブログプラットフォーム「Medium」は海外で人気ですが、私はおすすめしません。
サイドブログとして使うならアリです。
収益化の面で制限が多いため、本格的にブログを運営する場合はWordPressの方がおすすめです。
何よりも、ブログは資産です。自分の手元で管理することをおすすめします。
サービス終了でブログ記事が消えるリスク
万が一、Mediumのサービスは終了した時にはブログ記事も消えるリスクがあります。
そんなバカなと思うかもしれません。日本でYahoo!ブログが終了しましたよね。アメブロの記事が勝手に削除されたり、非公開になったり、よくあります。
だからこそ、自分の手元でブログ運営をおすすめします。
⑤ WordPressテーマを選ぶ
海外向けブログで稼ぐためのWordPressテーマの選び方についても注意があります。
ブログのデザインはそれほど重要ではありません。見やすければ問題ないです。
それよりも重要なのは「日本のWordPressテーマを使わないこと」です。
日本国産のWordPressテーマは有料でも避けるべき
「日本国産のWordPressテーマのレベルが低い」というわけではなく、海外向けブログに適してない可能性があるのです。
例えば、当ブログで使っているWordPressテーマ「Stork19」はその1つです。テーマの各部分がが日本語以外に対応してません。
そのためサイト上に表示される項目で、日本語以外の言語に変更できなかったりします。
このように他の部分は英語にできても、一部日本語のままですよね。
海外向けブログの場合、日本国産のテーマは避けてください。
「海外向けブログにも対応してます」という日本のWordPressテーマもありますが、個人的には海外のWordPressテーマを最初から使った方がいいです。
海外向けブログにおすすめ!WordPressテーマ
以下は私のおすすめの海外WordPressテーマです。全て利用した経験があります。
- Astra: 軽量で高速なテーマ。カスタマイズ性が高く、初心者にも扱いやすい。海外で人気
- Blocksy: モダンなデザインで、レスポンシブ対応。多機能ながらも軽量。ページビルダーとの相性抜群(BrizyやElementorなど)
- GeneratePress: シンプルで高速。SEO対策もしっかりとされている。
- Divi (有料): ドラッグ&ドロップのビルダーが特徴。デザインの自由度が高い。有料ながら海外で人気。
GeneratePressについては下をご覧ください。私の顧客がめちゃくちゃGeneratePressの愛用者です。
Themeforest(テーマフォレスト)でWordPressテーマを買うのは?
Themeforestは、海外のWordPressテーマが多数販売されているマーケットプレイスです。
それ以外にも、Joomla、Drupal、Magento、Shopifyなどのさまざまなプラットフォームに対応したテーマやテンプレートを購入できます。
デザイン素材やフォント、音楽素材なども取り扱っています。
ThemeforestでWordPressテーマを買うと安いんですよね。
39ドルで見栄えのいいWordPressテーマが購入できます。
海外向けブログを運営するためにThemeforestでWordPressテーマを買うのも1つの案です。
しかし、Themeforestで販売されているWordPressテーマは、いきなり開発が放棄されることがあります。
お金を払って購入しても、全く機能が更新されない、完全に使えなくなるテーマを多数存在します。
ThemeforestでWordPressテーマを買うときは、人気ランキングからの購入をおすすめします。
安くてもマイナーなWordPressテーマは、ThemeForest経由で買わないようにしましょう。後悔する確率は高いです。
⑥ WordPressプラグインを入れる
WordPressの魅力の一つは、多彩なWordPressプラグインを利用して、ブログの機能をカスタマイズできる点にあります。
特に、SEO対策やサイトの高速化、画像の最適化など、豊富な機能を追加できます。
…とはいえ、海外向けのブログも、特別なプラグインは必要としません。実は、無料のWordPressプラグインだけでも十分です。
そもそも”絶対に必要”とされるプラグインは一概には言えません。ブログの目的に応じて、選ぶべきプラグインは変わってきます。
おすすめのWordPressプラグイン
今回は、私が特におすすめするWordPressプラグインを紹介します。
- ShortPixel: 画像の軽量化を行い、サイトの読み込み速度をアップ。
- Autoptimize: サイトの高速化、CSSやJavaScriptの最適化。
- Squirrly SEO: SEOの強化。各記事のSEOスコアもチェック可能。
- Affiliate Booster (有料): アフィリエイトに特化した機能が満載。
ShortPixelは下の記事をご覧ください。
「Affiliate Booster」に関しては、詳しい解説記事を近日中に公開予定ですので、お楽しみに!
⑦ 海外向けブログの記事の作り方
海外向けブログの記事作成は、日本向けとは異なるポイントがいくつかあります
キーワードリサーチ&SEO強化
ブログ運営において、国内外問わず、キーワードリサーチは欠かせない作業です。
どのキーワードが検索されているのか、どのキーワードで記事を書くと読者の目に留まるのかを徹底的にリサーチします。
リサーチの結果、アクセス数を増やすための戦略を策定することができます。
そして、ライバルがどのような記事を書いているのか、自分が上位表示を目指すためにどのようなアプローチが必要かを考えるようにします。
アクセス数だけでなく、実際の商品の売り上げに繋がるキーワードを選ぶことも重要です。
おすすめのSEO&キーワードリサーチツール
私が特におすすめするキーワードリサーチツールは「Squirrly SEO」です。
このツールはWordPressのプラグインとして提供されており、管理画面から直接キーワードリサーチが行えます。
日本向けのブログには向いていないかもしれませんが、英語のブログには最適です。
日本では「Rank Math」や「All in One SEO」などのツールが知名度が高いですが、海外向けのブログには「Squirrly SEO」が本当に役立ちます。
このツールは、書いた記事の検索順位の追跡や、SEO向上のための具体的なアドバイスも提供してくれます。
「この記事を検索1位に上げるために、この作業してください」など必要なSEOの施策を提案してくれます。めちゃくちゃ便利です。
繰り返しますが、日本向けのブログの場合は「Rank Math」や「All in One SEO」をお使いいただく方が絶対にいいです
高品質の記事を作る
海外向けブログで稼ぐには「高品質なコンテンツ」を提供し続けることです。繰り返しです。積み重ねです。
DeepL翻訳やGoogle翻訳は読まれない?
特に、ネイティブの読者にも自然に読んでもらえる記事が求められます。
「これGoogle翻訳で無理やり翻訳した内容かな」と思われたら即座にブラウザバックされます。
非ネイティブにとっては大きな課題ですね。
私自身、ブログを英語で書き始めた当初は、今のようなAIライティングツールはありませんでした。そのため、手動で英語の記事を書くことに苦労していました。
AIツール×海外向けブログは相性がいい
しかし、時代は変わり、現在ではChatGPTや他のAIツールが進化しています。英語や他の言語でのブログ記事も、より自然で高品質に作成することが可能となりました。
私が特におすすめするブログ記事作成ツールは「Katteb」と「ChatGPT」です。
Kattebは事実ベースの正確なブログ記事を作成するのに適しています。一方、ChatGPTは無料版でも十分な品質の記事を作成できます。
個人的には、さらに高機能な「ChatGPT Plus」をおすすめします。
それほど高額な費用をかけることなく、現地の言葉でネイティブな記事を作れますので、海外向けブログを本格的に運営する方には特におすすめです。
売れる言葉は必ずストックしていく
海外向けのブログを運営する際、日本国内でのコピーライティングの技術と同様に、海外でも自然なレベルのコピーライティングが求められます。
例えば、ボタンに「Learn More」と表示するのと「Grab This Deal」と表示するのとでは、クリック率に大きな違いが生まれることがあります。
本当に小さな違いですよね。そういった気持ちはよく理解できます。しかし、クリック率はかなり変わってきます。
英語圏での一般的な表現や、どちらがよりクリックされやすいのかは、実際にテストを行うことで明らかになります。
売上を作るために私が行った方法、それは競合のブログを徹底的に分析することです。
どのような言葉を使用しているのか、どのように商品を紹介しているのか、そのセールスの構造や文章の書き方を詳しく調査することが重要です。
とにかくライバルを観察する
私自身も、海外向けブログを開始した当初は、売上が伸び悩んでいました。
はっきりと言うと売上はゼロでした。そこで、ライバルの海外ブロガーをリストアップし、彼らの戦略や文章のスタイルを徹底的に研究しました。
そして、適切な部分を自分のブログに取り入れることで、今では海外向けブログを複数立ち上げています。成果を上げることができました。
他者の成功事例を参考にし、真似をする。そして自分のスタイルに合わせてカスタマイズしていくこと、これが海外向けブログの成功の鍵となります。
海外向けブログで挫折しやすいポイント
ブログ運営は継続が鍵ですが、以下のようなポイントで挫折しやすいとされています。
海外向けブログの、最初の課題は「集客」
海外向けブログを運営する際、最も大きな課題となるのは「集客」です。
ドメインの取得やキーワードリサーチは比較的簡単に行えますし、英語でのブログ記事作成も慣れれば難しくはありません。
しかし、記事を書いてもアクセスが集まらない、これが多くのブロガーが直面する問題です。
集客が失敗するのは当然
私自身も、100記事を書いても月に100アクセスしか集まらない時期がありました。
そんな時、自分の方法やキーワード選びが間違っているのではないかと悩むことも多かったです。
しかし、一度集客に成功すると、アクセスは急激に増加します。そのため、初めての海外向けブログ運営では、失敗を前提として、挑戦し続けることが大切です。
英語がネイティブな人が、堪能な英語でブログ記事を書いてもアクセスが集まらないことはザラです。
やっぱり最初は誰でも失敗するんですよ。
試行錯誤は避けては通れない
例として、記事のタイトル選びを挙げます。
初めは「How to start a blog and earn money」というタイトルを選びました。
運営を続ける中で「How to start a blogging and make money」の方がクリックされることに気づきました。
そして、さらに「How to Start a Blogging and Make Money」にしたほうが効果的ということに気がつきます。
こんな細かい部分でのトライ&エラーばかりです。
海外向けブログの集客は細かい試行錯誤が必要です。失敗から学ぶことが多く、一度や二度の失敗で挫折してしまうと、本当にキリがありません。
私も多くの失敗を経験して「やっぱり無理だわ」と辞めたくなったことは、何千回もありました。その頃は本当にストレスばかりでしたよ。
ある時から「うまくいかなくて当然。この失敗をしたから、次はこうしてみよう」と自然に考えるようになってから、海外向けブログもうまくいきはじめました。
日本と海外の言葉の違い
アフィリエイトや広告の収益が伸び悩むと、ブログの継続が難しくなります。
経験者として言います。海外向けブログは最初はかなり苦労します。特に英語が苦手な人は。
日本でブログを始めて稼ぐより、難易度が高いのは言うまでもなく、DeepL翻訳で日本語を無理やり英語に翻訳した記事を100記事作っても全く読まれません。…私がその経験者です。
例えば英語圏と日本では使われる言葉が違います。日本では「SNS」海外では「Social media」 が一般的です。
英語でもSNSいう単語の意味は通じますが、 ほとんどが「Social media」が使われてます。
日本では「ネットビジネス」、英語圏では「Online Business」です。
細かい違いですよね。ただこういった細かな違いが多数あります。
私が考える「海外向けブログで稼ぐ」戦略・手法
海外向けブログは絶対にAIを使う (ChatGPT推奨)
英語が苦手な方は、初めは海外向けブログを運営するのは大変かもしれません。
しかし、ご安心ください。ここ数年で翻訳ツールやAI技術もう一気に発展しました。これらのツールを使うことで、効率的に海外向けブログで収益化へと近づけられます。
DeepLやGoogle翻訳、ChatGPTなどのツールは、海外向けブログ運営の強力なサポート
特にこの中でもChatGPTはぜひ使って頂きたいです。無料版もありますが、有料版になると機能がさらに拡張されます。
私もChatGPT Plusに加入して海外向けブログ運営のために役立てています。
YouTube動画から攻めていく
ブログ単体で集客をしていくより、YouTubeとかけ合わせることをおすすめします。
下の動画をご覧ください。
私の動画です。英語に翻訳しています。再生回数はたった140回。少ないですよね。
しかし、私の日本版のYouTubeチャンネルでも平均の再生回数は150回程度です。英語でも日本語でも変わりません。
そして私の場合は扱っている商材的に、海外の方が売れやすいです。再生回数が少なくても、海外なら売れます。
再生回数は少ないですが、視聴者からはちゃんとコメントを貰えます。
おすすめの手法は、
- 英語で解説したYouTube動画を作る
- その動画の内容を文字起こしする
- 「文字起こし」をChatGPTでブログ記事にする。
この方法をおすすめします。私がいま絶賛やっていることです。
2023年に入り、AIで動画を吹き替えられるアプリがたくさん出てきました。私はDubverse AIを使って日本語→英語にを自動で吹き替えています。
ただブログを書くのではなく、YouTube動画を投稿して、その内容を文字起こしして、英語でブログとして投稿した方が効率的です。
とにかく誠実に向き合う
私が常に心掛けているのは、読者との真摯なコミュニケーションです。
ブログやYouTube動画での質問には、一つ一つ丁寧に返信しています。
正直、一人一人の質問に回答するには、かなり時間がかかります。それでも、私のコンテンツを読んでくださる方々には、感謝の気持ちを持って接したいと考えています。
これは海外向けブログでも同じです。海外の読者からの英語のコメントにも、英語でしっかりと返信します。
そして、相手が納得するまでのフォローアップも欠かしません。この姿勢が、「この人は信頼できる」という印象を与え、多くの読者からの信頼を得ることができると信じています。
👇この男を見てください。
プロフィール使ってる写真です。どうですか?怪しいですよね。
私自身、外見や風体には自信がありません。人間として信頼できる要素がないと思ってます。
だからこそ、読者とのコミュニケーションには人一倍の努力をしています。私のブログを読んでくださる皆様に、最高のサービスを提供したいと思っています。
これからの時代は「今度泥臭い徹底的な関わり方」ができるかどうかが決め手になってきます。
AIでカスタマーサポートも自動化します。商品作りも自動化されます。メールのやり取りだってすべてAIです。
これは日本だけでなく海外も同じです。だからこそ人間として相手に向き合うことを、私は今後も続けたいと思います。
AIを否定しているわけではありません。むしろ、AIを活用しながら、コミュニケーションをさらに徹底的に誠実に行えると思います。
さてこの記事では、私が海外向けブログを運営するために、重視していることを書きました。様々な失敗をしました。今でも成功してると思っていません。
2019年初心者の頃よりは、うまくやれるようになりました。
海外向けブログから、そこそこの収益も得られるようになりました。泥臭いやり方も話しましたが、実践では「これらの泥臭い方法」がお役に立ちます。
また機会があれば、さらに深掘って解説をします。
Hi Tekeo
この記事、ありがとうございます。とても分かりやすくて自分のブログのアイディアにもつながりました。実は私もブログをはじめようとしてて、自分はスイスからの者です。逆に日本語で書きたくて、日本人のオーディエンスに向けたブログやYouTubeをやりたいと思います。正直具体的にどんな内容になるかまだわかりませんが、とにかく積極的で楽天観が広がるような媒体を作るつもりです。
お写真を拝見しましたが、非常に真面目な印象を受けました。
いつもお忙しい中で申し訳ありませんがどうかご意見をいただけますでしょうか。
何卒宜しくお願いいたします
Hey Julian
コメントありがとうございます。スイスの方からコメントもらったのは初めてです。
さて、早速ですがJulianさんに向けて動画で回答しました▼
https://www.youtube.com/watch?v=Gg-1t_TesY0
おそらくJulianさんのお役に立つと思います。
動画内の声のトーンが低いですが、怒っているわけではありません。寝起きです😆
この動画で使った文字起こしツール▼
https://mi.takeofujii.net/WhisperTranscribe
■補足説明
Google ColabでOpenAI Whisperを使って安く文字起こしも可能です。
文字起こし→ChatGPTでブログ記事にする。それも可能です。
時間短縮で動画からブログ記事に変換をするなら、
こういったツールを活用いただくといいです。
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YouTubeやブログを始めたら教えてください。
Julianさんの動画を楽しみにしています。