どうも、藤井丈夫です。この記事ではどんな業種のビジネスでも効果を発揮するリストマーケティングを基礎から分かりやすく解説します。
「リストとは何か」という土台から解説をします。このリストの価値を心底理解することがビジネスでの利益を右肩上がりにグングン増やし続ける第一ステップです。
- 売上が不安定
- より多くの利益を生み出したい
- LTVを向上させたい
- 経費を抑えたい
- 売上予測ができるようにしたい
個人事業主、ちいさな会社の経営者は、きっと基礎を取り入れるだけでも1ヶ月で数字が変わります。この記事を最後まで読み、ご自身のビジネスに取り入れてください。
長い記事のように見えるかもしれません。ですが、5分程度あればザックリ読み終えられます。5分でビジネスに火が付くなら、読む価値はありそうですね。
ビジネスにおいてリストが解決すること
まず初めにあなたの脳内でイメージしてください。ビジネスをしていて、いま一番欲しいものは何ですか?
発表する必要はありません。この質問に正直に答えほしいのです。
過去に私が起業家たちに聞いた結果、多くの方は
- 安定した売上
- クライアント
- 影響力
- 自信
- 時間
- 即戦力の人材
これらが自身のビジネスに欲しいと回答が集まりました。これは正直な回答ですね。
きっと、あなたもきっとこれらが欲しいでしょう。よりビジネスを安定させたい、右肩上がりに利益を生み出したい、またお金を払ってくれるクライアントが欲しい…など。
ぜひ、今、この瞬間からリストを構築することを最優先にしましょう。
なぜなら、あなたのビジネスが、実店舗を構えたリアルビジネスでもオンラインビジネスでも例外なく「リスト」があなたのビジネスに必要だからです。
リストとは
リストは間違いなくあなたにとっての最も大事なビジネス資産になります。そこで最初に「リストとは何か」を解説します。
リストとは、あなたの持っている「連絡先リスト」だと考えて下さい。(リストにも種類がありますが、今回は簡単に連絡先だと思ってください)
あなたがメール、電話、LINEなどで連絡できる人の連絡先、それらの名簿リストをどんどん増やしていくことです。
効率的かつ安定的に売り上げを出していくなら、このリストが必要です。
どれだけリストを手元に置いているか。その数と質によって商売の成功の安定性、持続性が変わってきます。もちろん収入そのものも変わってきます。
したがって商売をする上でリストを増やすことを、必ず頭から忘れないでください。
なぜリストがビジネスに必要なのか
連絡できるリストをより多く持っていることで、あなたはより多くの人に連絡できます。10件のメールアドレスより、1000件のメールアドレス、1000件より1万件、1万よりも10万件。
連絡先が、多ければ多いほど見込み客へアプローチができます。
100人にメールを送ると、そのうち2人があなたの商品を買うかもしれない。1000人にメールを送ると、そのうち20人が買うかもしれない。1万人にメールを送ると、200人がお金を払うかもしれない。
つまり、リストが多ければ、より多くの人にアプローチを行えます。結果、売り上げを向上させられるわけですね。
リストの数と質
ここまでをザっとまとめると、
- リストとは「あなたがアプローチできる連絡先」
- リストは多ければ多いほどいい
- より多くの人にアプローチができる
- 結果的に売上安定、向上へ繋がる
と説明しました。100人より1000人、1000人より1万人…。数ばかりの話をしてきました。そこでもう1つ。リストの質も考えてみましょう。
例えば、アナタの製品に強い関心を持っている見込み顧客のリスト、そして全く無関心の人を集めたリスト。どちらの方が買ってもらえる可能性が高いでしょうか。
あなたの製品に強い関心を持っている見込み顧客のリストの方が買う可能性は高いです。ここでもう1つ考えてみましょう。
- 強い関心を持っている見込み顧客100人
- 無関心の1000人
この場合、シンプルにみると無関心でも1000人の方が売れそうです。ですが、実際に価値があるのは強い関心を持っている見込み顧客100人です。
前者は買う可能性が高いだけでなく、支払う金額も多くなります。
リストマーケティングが重要な理由
リストがビジネスを救った事例を紹介します。2020年に新型コロナウイルスにより緊急事態宣言が出ました。
一時は多くの店舗経営者が店を閉めざるを得なかった。その後、営業時間を短縮して売り上げが減った事業者もいる中で、4月上旬で「これはまずい」と判断した、あるヨガ教室の先生は、オンラインでヨガ教室を始めました。
彼女が良かったのは、ヨガ教室のLINE@、メルマガをやっていたんですね。つまり手元にリストがあったわけです。
ビジネスでリスト取りをしていた結果
店舗で教えていたヨガのワークショップを、オンライン形式で行うように切り替えました。
LINE@とメールマガジンで「オンラインでヨガのワークショップをやりますよ!」と募集をした結果、彼女は7月末までオンラインでヨガ教室をおこない、売り上げも難なく確保できたそうです。
彼女は手元にあるリストを活用して、早々に新しい取り組みを始めた。これが非常に効果的でした。
リストのおかげで売上を確保できた
テレワーク、オンライン授業が世間で普及し始めたのが、それからしばらく先でした。
そういった事情を考えると4月の初めにオンラインでワークショップを始めた迅速さが素晴らしいですよね。
もちろん彼女の行動スピードが素晴らしいのも事実です。そして何よりも、彼女は迷わずリストマーケティングを実行したというのも素晴らしいです。その結果、コロナでも売り上げを確保できたわけです。
このように不測の事態が起きても、「リスト」があればビジネスはなんとかなります。商売においてリストが一番大事です。目先のお金よりもリストです。
もし彼女がリストを持っていなかった場合、彼女はおそらくヨガ教室を廃業していたかもしれない。
これは1つの事例です。しかしあなたのビジネスでも同じく、必ずリストが必要になります。
Web上でのリストを集め方
さて、話を戻します。リストマーケティングをする準備に入りましょう。
では実際にオンラインでリストを集める場合、どんなリストを集めればいいでしょうか。代表的なリストは、
- メールアドレス
- LINE
- 電話番号
リストを集める場合、この3つが主力です。
近年ではLINE@マーケティングも強力です。そのためリストとしてLINEを攻めるB to C企業も増えています。一方でB to Bではメールが未だ優勢のため、メールアドレスを集めることが多いです。
私も起業家、経営者、法人に向けてアプローチをするので、リストとしても「メールアドレス」を集めています。
あなたのビジネスの業種業態に合わせてリストを集めてください。…さて、ここで疑問に思うかもしれません。
「私はTwitterのフォロワーが10万人いるんだけど、これってリスト?」
【補足】SNSはリストになる?ならない?
考え方は様々ですが私はSNSはリストにならないと考えます。
影響力があるFacebookアカウントやTwitterアカウントでも、凍結する可能性があります。
SNSで宣伝をして生計を立ててきた場合、アカウントが凍結されたらまさに死活問題です。
プラットフォームで何かしらの規制や変更があると、アナタのビジネスも崩壊する可能性があります。
つまり、安定的な収益をビジネスで得るには、SNSに依存しない「リスト構築」が不可欠です。
【実体験】リストなしで商売をしていた結果
私の恥ずかしい「昔の体験談」を話します。
私が個人事業主になり、「リスト」というものを知ったのは2018年です。
個人事業主としてリストを集めた経験がない。それどころか「リスト?なにそれ?」でした。大学時代にマーケティング科目を受講していたとは思えない知識の浅さですね笑
「商品を作る⇒売りに出す」このシンプルな方式でも、実際それまではそこそこ収入にはなっていたので「リストを集める」という考え方がなかったんですよ。
リストがなくても、お客さんからの口コミ、アフィリエイターの紹介で、商品が売れていました。
そんなとき、私のビジネスに危機が訪れました。
不安定な売上とその解決策
売り上げがグラつき出しました。商品が2、3点しか売れず、必死でブログを書きまくってました。月間の収入が1万円もいかず「このままだと死ぬな」とふさぎ込んだ時期があります。
廃業しなくちゃいけない…、不安に駆られ、私は「売り上げを増やす方法」とググり、そこで生まれて初めて「リストを集める」という考えに出会いました。
リストを集めるにしても、どうすれば効率的に集まるだろうか…。広告?それとも電話営業しまくればいいのか?
国内、海外も含めて、リストマーケティングの情報を漁り続けました。
私が最初におこなったリストマーケティング
英語圏のGoogleを片っ端から漁りまくり、マーケターが集うFacebookグループに参加して、私が探し当てたリスト獲得方法、それが「リードマグネット戦術」でした。
このリードマグネットというWebマーケティング戦術を取り入れた結果、私はWebサイトから簡単に見込み顧客を獲得できるようになりました。
このリードマグネット戦術について、具体的な手順&ツールをこっそり解説しました。詳しくは下のボタンをクリックして、私の記事から戦術を盗んでください。
現在の私が、オンライン上で見込み顧客を不自由なく獲得して、不安定な売上から脱却できたのは「リストマーケティング」を習得したからです。
…とはいえ、私が学んで使った戦術は高難易度ではありません。ぜひ私のリードマグネット戦術をサクッと盗んで使ってみてください。効果に驚くはずです。
【結論】積極的にリストを獲得していこう
この記事では「リストとはなにか」基本から解説しました。
ぜひ、私と同じスモールビジネスを営む起業家、経営者に「リストマーケティング」をビジネスに取り入れてほしいです。
ビジネスをより大きく、強固で持続可能にするには、リストマーケティングは欠かせません。さらに私のリスト獲得方法を具体的に解説した記事は下を読んでください。
ぜひリスト獲得をしていきましょう。簡単でシンプルな戦術です。しかし効果は絶大です。
リードマグネットについての質問があれば気軽に下のコメント欄に書き残してください。ではまたお会いしましょう。
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