ホームページの成約率を劇的に上げる7個の方法【CV率アップ】

成約率を向上させる方法

フジイタケオ(藤井丈夫)です。当エントリではウェブサイトの成約率を高める7つのTipsをシェアします。

あなたのお時間を頂きます。そのため事前にアナタがこの記事を読むメリットを挙げます。

  • 成約率が上がれば商品の売れ行きが良くなる→売上が増える。
  • 情報過多のこの時代で作るべきウェブサイトが明確になる→高収益のウェブサイトになる

他メリットあります。挙げるとキリがない。主なメリットは上2つです。

ようは反応率が低い、成約率が低すぎる、低収益のウェブサイトを、「稼げるウェブサイト」に仕上げるコツを話します。

成約率とは

成約率 とはなんなのか

まず成約率を解説します。どれだけ注文を受けたのかそのパーセンテージです。マーケティングではコンバージョン率(Conversion Rate)でも通じます。

マーケッターはこの成約率を0.1%改善させるために、ページのあちらこちらを弄り倒して研究しています。

言葉の定義よりも大事な問題があります。何を弄れば手っ取り早くウェブサイトの成約率が上がるのかです。

より多くの製品/サービスを成約させるにはどうすればいいのか。超シンプルなコツを弄って、ウェブサイトの成約率を向上させる具体的な方法を解説します。

なぜウェブサイトで成約率を高めなくてはいけないのか

「成約率を高める方法」はググれば見つかります。しかし「ウェブサイトの成約率を高める方法」を具体的に教えるページは案外見つかりません。

ありきたりな説明しか書いていないケースがほとんどです。「のどが乾いたら麦茶を飲みましょう」くらい当たり前の説明しか書かれていないです。

この記事では私自身が行っている具体的に 成約率 が上がるコツを7つ解説します。ウェブサイトを作る際に超絶簡単に使えるコツです。

この記事を読んで3秒後で導入できます。お試しください。1つ目から解説します。

①初手でインパクトがある

Webサイトにはインパクトが大事です

現代を表すなら「情報過多」です。

1秒につき6,000件のツイートがされています。Facebookでは20分ごとに、100万ものリンクがシェアされ、300万もののメッセージが送信されています。

YouTubeでは世界中で1分につき500時間分の動画がアップロードされています。ハッキリ言って情報過多です。

あなたのウェブサイトは舐められている

この時代でアナタのウェブサイトは膨大な情報の渦に巻き込まれています。

だからアクセスは集まらないのです。アナタのサイトはちっぽけな存在です。残念ながら膨大な情報の1つに過ぎません。ええ、私のサイトもそうです。

あなたのウェブサイトに来た訪問者は、1時間後にはアナタのウェブサイトの存在そのものを忘れています。

なぜなら毎分380個のウェブサイトが作られているからです。

World Wide Web Size Projectによると、現状でGoogleでインデックスに登録されているページ数は最低でも44億5000万だそうです。。

ウェブサイトの存在感を高める方法

ネットの膨大な情報量の中でアナタのウェブサイトに注目を集めたい、商品を売りたいなら、インパクトが必要です。

人が注目をせざるをえないほどのインパクトが、あなたのウェブサイトに必要です。

たとえば1つ手法を紹介します。インパクトがあるパワーワードをウェブサイト内の目立つ場所に設置する。これは1つですね。

私はパワーワードをまとめたリストを作っています。一部貼っておきます。

  • 非常識
  • 半狂乱
  • 恐怖
  • ギャンブル
  • 賭け
  • 騙されやすい
  • ハッキング
  • 有害
  • 作り話
  • 幸福
  • 英雄
  • 勇者
  • 名誉
  • 希望
  • 信じられない
  • 開いた口も塞がらない
  • 驚きの
  • 驚異的
  • 信念
  • 不思議

こういったワードをウェブサイトの目立つ部分に貼る。注目を集める。これも1つの方法です。下は私の手掛けたサイトの一部分です。

サイトのトップヘッダーに目立つように「死」という単語を入れました。パワーワードです。

良い印象はないでしょう。でもインパクトはあります。注目(attention)を集められます。

他にも方法はあります。サイトデザインを工夫する、ウェブサイトがユニークで個性的であるように仕組むなど。やりようはいくらでもあります。

とにかくインパクトを与えれば、そこからの成約率に繋がりやすいです。逆に初動でインパクトがないウェブサイトは無視されて舐められます。

②読みやすさ

ウェブサイトが読みにくい。その追われた瞬間に離脱されます。成約率は格段に下がります。

  • 表示スピードの速さ
  • 文字サイズや行間が読みやすい
  • 強調部分が明確(太文字、赤文字)
  • モバイル化対応

まずは上記を全力で対応してください。フォントサイズはPCで17pxは欲しいです。当ブログはギリギリ17pxです。

文字の行間も大事です。行間が狭いと下のようになります。

ブログの文字の行間が狭い

どうです?読む気が起きません。これで行間は5pxです。ストレスなく読ませるウェブサイトを意識して下さい。

③CTA(Call To Action)を設置している

CTAを設置して下さい。ウェブサイトの訪問者に何をして欲しいのか。どのような行動をとって欲しいのか。

あなたは商品/サービスを売りたいのか。問い合わせに繋げたいのか、あるいはアンケートに協力して欲しいのか

CTAとは、Call To Action(コールトゥアクション)の略です。人に行動を促すことです。ウェブサイト内で意識をするのは、1ページにつきCTAを1つ設置です。

明確なCTAを設置して下さい。

当サイトの実例「無料Ebook」

私の場合はウェブサイトのトップページで「無料のガイドブックをお渡ししています」

Webサイトにリードマグネットを設置する

訪問者に私の書いたガイドブックをダウンロードして欲しい。だから私はウェブサイトにガイドブックのダウンロードページへのリンクを貼っています。これが私のCTAです。

あとは記事下にCTAを設置しています。

コンテンツアップグレード(リードマグネット)を設置する

このCTAはもう少しクリック率高められます。また改善する予定です。

この電子書籍を無料ダウンロードできるようにして、見込み顧客を獲得する戦術は下の記事で解説しました。

Beaconという強力な見込み顧客獲得ツールを使っています。ぜひチェックしてください。

どんなことをすればいいのかはご理解いただけたはずです。どういうカタチであれ、ウェブサイト内のページにCTAを設置して下さい。

CTAで意識をするポイント

CTAで意識をするポイントを話します。

ボタンやリンクはクリックしやすくしてください。分かりやすい大きさ、気軽にクリックできるボタン。それからスマホでもタップしやすいフォントサイズでリンクを設置。

訪問者にやさしいCTAを意識して下さい。間違いなく成約率は上がります。

④信頼性がある

まず信頼と信用の違いを話します。

信用は、あとで作られます。誰かに優しくします。そうすると信用は貯まりますよね。

信頼は違います。信じて頼ると書いて信頼です。初対面でも1時間話して「この人ならやってくれる」という信頼は作れます。

アナタ(の商品)は私にいい影響をもたらすという信頼です。この信頼感をウェブサイトで醸し(かもし)出してください。演出して下さい。

ビジネスには信用も信頼もある方が望ましいです。しかしビジネスを初めて間もない段階では信用はないはずです。

信用がないなら、可能な限り信頼がされるように演出することが大事です。信頼を生むウェブサイトを作り上げて下さい。

具体的にウェブサイト上で信頼性を作る方法について、詳しくは別記事で解説しました。読んで損はしません。

ご覧ください。

⑤反論処理をする

反論処理(はんろんしょり)をウェブサイト上で行います。

セールスでは「切り返し」のことです。アナタの見込み客は必ず疑問や不安を持っています。例を挙げます。

  • 商品の値段が高い…
  • 似たような他社商品があるんだけど、どう違う
  • 買うかどうかは家族に相談する必要がある

これらは必ず受ける反論です。この反論に即座に切り返せなければ、商品が売れるはずもありません。

1つも商品を成約させることはできないでしょう。

反論処理を予測しておく

ウェブサイトの成約率を高めるには、前もって見込み客が抱くだろう反論を予測してください。

その反論にあらかじめ「切り返し回答」を用意しておくことです。よくある質問をまとめたページを作るのも1つです。

見込み客の抱えるすべての疑問、反論が、ウェブサイト上ですぐに解決できるようにしてください。ナレッジベースを作るのも1つ方法です。

ホームページの成約率を劇的に上げる7個の方法【CV率アップ】

上は私が過去に運用していたナレッジベースです。※日本語翻訳が適応されないので、今は使っていません。

1つ反論処理ができるだけで、成約率が1段上がると考えてください。

反対に、反論処理をサボると成約率は格段に下がります。

⑥主要ページのテスト&改善

ウェブサイト内でメインのページの数字をテストして下さい。方法を挙げます。

  • ABテスト
  • ヒートマップ
  • 多変量テスト

私はすべて実行していますが、当サイトはA/Bテストです。ABtesting.aiを使用しています。

WebサイトをA/Bテストで追跡&分析してみる

今現在、このサイトではボタンの色、画像、見出しをそれぞれ5パターンずつテストしています。

上の画像はボタンが青か、緑か。このどちらの方が成約しやすいかをテストしています。

私が使っているABtesting.aiは知識がまったくない初心者Webマーケターでも簡単に、WordPress上でA/Bテストが実装できる(しかも超安い)ツールです。

ABtesting.aiとは

日本でこのツールを解説している記事が1つもなかったので、私が詳しい使い方をステップごとに解説しました。

間違いなくA/Bテストツールのゲームチェンジャーです。必ず使ってみてください(私の推しツールです)

テストってどうやるの?

極論ですが非マーケッターはどんな方法でもいいです。短縮URLでどのページがどれだけクリックされてるか。そのような泥臭い方法でもOKです。

Googleアナリティクスだけでもいいです。大まかな数字を確認して下さい。どのページが読まれているのか、滞在時間は何分なのか。

特に大事なのは成約に関わるページほどアナタが数字を取るべきページです。たとえばTOPページ、オプトインページ、決済ページなど。

これらはABtesting.aiとGoogleアナリティクスを連携させれば、かなり高精度で把握できるので、ぜひ活用してください。

⑦敷居を下げる

成約率を上げたいなら敷居を下げてください。いきなり商品を売ろうとしても買いません。

私が月額40万円のコンサルティングパッケージを売るとします。アナタはカネを払ってくれますか?

いえ、十中八九払いません。まず初手でオファーするには高額すぎます。そもそも人間はお金を払うことに苦悩します。クレジットカードを財布から取り出して決済をする行為に強い抵抗を持ちますので。

ウェブサイトでいきなり高額なモノを売っても売れません。余程の知名度と支持があるなら別です。

簡単なオファーから入るべきです。「7日間無料お試し」や「商品の資料請求」はその典型例です。

まずは小さなハードルからクリアしていくことで成約率を上げてください。

ウェブサイトで成約率を上げる7つのコツ【まとめ】

Webサイトのコンバージョン率を改善する7つの方法

7つのコツを解説しました。まとめます。

  • 初手でインパクトがある
  • 読みやすさ
  • CTAが設置されている
  • 信頼性がある
  • 反論処理をする
  • 主要ページの数字を取り最適化する
  • 敷居を下げる

この中では長くなるので解説しませんでしたが、ウェブサイト内でブログを書くのも1つの手です。

成約率を0.1%でも改善する

成約率はあなたのウェブサイトの形式で変わります。

典型的なランディングページとして1枚ページにするのか、アナタが売る製品/サービスがどんなジャンルにあるのかなど。

確実なのは、成約率は解説した7つのコツを改善していけば変わります。

大企業は成約率を0.1%変えるだけでも頭をこねくり回します。

我々はちいさな商売をしています。大企業とは違います。成約率を向上させようとすれば数パーセントはすんなり変わります。

ぜひ成約率の向上に取り組んでみて下さい。

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